The Royal Chiangmai Golf Resort

コース紹介

チェンマイ市街から北に約45分の場所にある18ホールのゴルフ場。

設計はラヨーングリーンバレー、グリーンウッドの全英覇者ピータートムソン。想像通り見事な設計。フェアウェイのアンジュレーション、マウンド、バンカーなどが生み出す曲線がそれはそれは美しく、打つ前にハードさを想像してしまうのに朝日の作り出す陰影と重なった曲線に一瞬打つことを忘れて見惚れてしまう。そしてその美しい薔薇の棘に痛い目を見ることも。

ただし、そんな素晴らしいレイアウトを台無しにするレベルのメンテナンスには言葉では言い表せないほどの落胆。正直ここまで酷いコースは他ではなかなか見ることが出来ないレベルでプレーしていて悲しくなってしまった。
芝が長く構えづらいティーグラウンドに始まり、もはやどこがフェアウェイなのか分からないほどの全面に伸び切った芝、歩くたびに地面がびしょびしょでどろだらけになる靴、そしてくるぶしが隠れてしまう部分もあるラフ、極めつけはプレーしていると感覚がおかしくなってしまうほどスローなグリーン。
地元のゴルフ関係者達も口を揃えて昔は本当に素晴らしいコースだったのに・・・とのこと。正直この状態が改善されるまでは全くオススメできないコース。それにも関わらず美しい写真になるのはピータートムソンの腕に間違いなし。

プレーしていてとにかく気になるのがこれでもかというくらいグリーンが砲台で周りはマウンドとバンカーというグリーン周り。セカンドをとにかくグリーンセンター狙いで確実に乗せていかないとだいたい罠にハマってしまう。メンテが悪くグリーンは跳ねない&転がらないのでグリーンさえ捉えれば難しいアプローチを避けることが出来る。フェアウェイの絶妙なアンジュレーションといやらしいところに配置してあるあごの高いバンカーも特徴的でコース設計の美しさを感じることが出来る。

また、グリーンウッドやラヨーングリーンバレーと同じく水が少ないのも特徴。池の代わりのアンジュレーションやポットバンカーというハザードを避けてのゴルフもまたプレーする喜びの一つか。

印象に残ったホールは

3番：打ち下ろしのパー3。グリーン周りのマウンド、バンカー群、かなり右にある蓮の池、緑色の地面と青い空、額縁にしまって家に持って帰りたいくらいのホール

4番：見た目同様ハードな打ち上げパー4。山に入っていくゲートのような林と林の間に出来た空間を登っていくホール。ティーショットもさることながらセカンドから山頂にあるグリーンへの上り傾斜は雲間からの太陽がこちらを照らしており天国への階段の様。しかしその足元には陰で真っ暗になった数々のポットバンカーが待ち受けており、それらはまるで地獄の釜。距離は残るが天国へ登る蜘蛛の糸の様な高い球で攻めていきたい

17番：池をほとんど気にせずプレーしている中、突然現れる池越えのパー3。ホールアウトして後ろを振り返ると山の中に佇むお寺が印象的。

クラブハウスは一昔前のハイソな雰囲気を醸し出しているもののメンテされていない様子で上品さは失われておりただの古いクラブハウスになっている。お湯は出るもののシャワーの水圧は弱め。

チェンマイのゴルフ場関係者は20年前は本当に美しく素晴らしいコースだったのに最近は非常に残念とのこと。全体が綺麗になればチェンマイを代表するコースになるポテンシャルを十分に持っているので本当に残念。辛い気持ちになってしまった。

2022年9月更新

グリーンフィー

• コンペ割引

  なし

• リマーク

  なし

• カート料金※

  700THB

• キャディ料金

  350THB

• 1・2名でのプレー

  -

• 5人、6人打ち

  -

※カート条件：平日と土日祝と共にカート強制

※プレー人数の制約情報に関しては、時期・曜日・混雑状況・ゴルフ場のルール変更によりこちらの表記とは異なる場合がございます。

クチコミ

コース情報

• パー（ホール）

  72（18ホール）

• 設計家

  Peter Thompson

• 距離（コースレート）

• 芝

• オープン年

• 名物ホール

• ナイター施設

  なし

• FW乗り入れ

  可能

• カートにナビかコースガイド

  なし

• 休場日

練習場

• ドライビングレンジ

  あり

  芝打席

• アプローチ練習場

  あり

• バンカー練習場

  あり

• パッティンググリーン

  あり

レストラン情報

• 料理

• コンペルーム

  なし

• コンペルーム数

• コンペルーム 広さ・料金

アクセス

コースレイアウト

レイアウト情報はありません。