アンケート

キャディに関するアンケートについて

キャディに関するアンケートについて

ずいぶんと時間がかかってしまいましたが、アンケートの結果こちらでございます。回答数591件とたくさんのご回答ありがとうございました。

アンケート結果PDF

そして以下、長くなりますが簡単にまとめた結果と私の所感となります。

Q. タイでキャディにチップを渡す事は義務だと思いますか?
はい 84.6%
いいえ 8.9%
違和感 3.5%
キャディの質次第 3%

こちら私の質問で「義務」というワードを使ってしまったのが悪かったかもしれません。いいえの中に「義務ではなく文化や慣習」というニュアンスが入ってしまった可能性が否めません。ただ大多数の方が何かしらの形で渡さなくてはいけないものなんだろうな、という認識の元、渡しているんだろうなという結果でした。

Wikipediaでチップの定義を調べて主要点を抜粋すると、
チップ(英: tip、英: gratuity)とは、規定料金とは別に、サービスを受けたことに対して心づけとして相手に渡す現金を指す。
チップを支払う習慣は国によって異なる。チップの慣習のある国では、サービス業の最低賃金が安く設定されているために、チップがサービス業従事者の生活給となっている。とりわけ、個人に対するサービスではそれが顕著である。
一方で、日本では、このような慣習は廃れた、もしくはサービス料や商品代金として無意識のまま徴収されているため、馴染みの無い習慣となっている。
2012年にマスターカードが行った調査では、チップを渡す比率が高い国として、タイは89%

との事。これは主にレストランやマッサージの話かもしれませんが、チップってのはサービスがよかったら渡すものであって義務じゃないでしょ!と言う方もいらっしゃいますが、国によって文化が違うのでタイではそうとも言い切れなさそうです。

弊社でゴルフ場やキャディさん達にもアンケートを実施した結果、全員が「チップは払っていただくもの、払わない人はまずいない」という回答でした。キャディはゴルフ場から給料をもらっておらず、その日のキャディフィーとチップが収入源(そんなこと客には関係ないと言われればそれまでですが)であることがほとんどだったりと、タイではチップはただ単に好サービスへの対価という認識を持っていると痛い目を見るかもしれません。タイでゴルフをする以上、チップは払うもの、と認識していた方がいいと思います。チップを渡しますか?という次の質問には100%の方が問題がなければ渡すという回答だったので普段タイでゴルフをされている方は大丈夫そうですが、日本からタイにゴルフをしに来る方は要注意です。

日本人として、だったら先に料金に入れてくれ、いくらなのかはっきりしてくれ、領収書だしてくれ!という気持ちはよーく分かりますが・・・。

Q. 平均いくら渡しますか?(指名時除く)
300B 62%
400B 23%
500B 13%

半数以上が300、400と500の層も、という結果でした。キャディフィー同等額をという回答も。この結果についてゴルフ場及びキャディさん達から話を聞いたところ、最近は物価も上がっているので相場が300という認識はやや古く、基本400以上の認識をしていただけるとありがたい、という話を多く聞きました。基本300でサービスがよければプラスという方も多かったので、それならいいとは思いますが、まともなサービスもせずに400よこせ、はないですよね。。。どのコースももう少しキャディトレーニングをしっかりして欲しいと個人的には思います。

調整幅は300を基準として±している方が多数でした。

Q. チップを渡さなかったことがありますか?
54件

意外にいらっしゃいましたね。理由を見ればそりゃ払いたくないと思う理由ばかり。
キャディあるあるでした。ボール見ていない、携帯ばかり見ている、しゃべっている、新人で何も出来ない、クラブ破損、ミスを笑われた・・・。しかも払わなかったらトラブルに。

これはプレーが終わってからではなく、問題が出た時点でキャディ本人かゴルフ場にクレームを言ってキャディ交代をさせた方がよさそうですね。Go Golfでご予約いただいたお客様はプレー中にGo Golfまでご連絡いただければ結果がどうなるかは分かりませんが、ゴルフ場にすぐに連絡いたします。

実はGo Golfで予約したお客様からのチップが少なすぎた、もらえなかった、とキャディから弊社にクレームがあり、私がしぶしぶ補填した事も・・・

Q. キオスクでキャディさんに飲み物食べ物を渡しますか?
渡す 85%
渡さない 5%
ケースバイケース 5%

こちらも渡すという方がほとんど。ただしキャディさんがいらないといえば渡さないし、スイスイでキオスクに寄らない時は渡さないこともありますよね。いいサービスをしてくれていればこちらもやさしい気持ちになるのに・・・。

Q. キャディ指名しますか?
する 4%
知っているキャディがいるならする 61%
しない 26%
お客様のために 7%

これは意外な結果でした。するという方もしないという方も、もっと多いと予想していたのですが、するという方はなんと4%、しない方は26%。知っているキャディがいるコースならするという方が多かったので、やはりみなさん変なキャディに当たるリスクをヘッジしたい、出来るだけ可愛い、若い、能力の高いキャディさんにお願いしたいという気持ちが読み取れました。

Q. 指名したいが番号がわからない時
諦める 75%
知人に聞く 16%
ゴルフ場に聞く 3%

諦めるという方が多数でした。Go Golfでは複数のコースでおすすめキャディ指名が可能となっております。弊社で把握していない場合もゴルフ場におすすめのキャディを確認出来る場合もございますので、リクエストの際に備考欄に記載してみてください。出来るだけご希望に添える様頑張っていますが、若くて可愛くて優秀なキャディというリクエストはハードルが高いので難しい事が多いです。

※ちなみにキャディさんたち、指名&予約していても当日来ないなんてことは良くあります。そこまでは弊社ではどうする事もできないこと、ご了承くださいませ。

Q. 指名時にいくら渡しますか
500B 74%
600B 8%
1,000B 5%
700B 4%
400B 4%

ここが今回キャディさん達と話していて、乖離があるなと感じた部分でした。

アンケート結果、8割の方が500-600B。指名されるキャディさんたちに聞くと500でもOKというキャディさんもいましたが、500はあくまでもミニマムで、指名するお客さんからは通常、特にタイ人のお客さんからは1,000バーツ以上、多ければちょっと信じられない金額をもらっている子達も。人気のキャディさんの中には日本人はチップが少ないから受けない、受けたくないという意見もちらほら。どうしてもこのタイのチップ文化に慣れていない我々はケチだと思われているという印象を受けました。

個人的には1,000B以上渡すのはちょっと抵抗感あり、指名ってそんなに気安くするものではないのかな、とも思ってしまい、私がいつも指名するキャディさんたちに(500〜800B)直接聞いてみたところ、それでも不満はないけど、あなた次第よ、との絶妙な切り返しをされたので、じゃあ他のあなたを指名してる人はいくらくれるの?と聞いたら1,000バーツ以上、と。。。猛烈な罪悪感を感じてその場で追加支払いしてしまいました・・・

Q. 最高の思い出

いいですねぇ、みんながこんなキャディだったらいつもゴルフは楽しそうです。私の個人的な最高の思い出は、何ヤード打つならここ、刻むならここ、とハザードまでの距離と方向や更には落とし所の傾斜まで教えてくれて、グリーン上ではタッチの違いでの曲がり幅の違いまでアドバイス、氷は知らぬ間に補充され、クラブは常にピカピカ、一瞬たりとも私より遅れる事なく常に笑顔で走っていたキャディさんでした。その子はゴルフも上手だったので、スイングの話や他のコースの話も出来て非常に楽しかった思い出です。

ゴルフをするキャディさんは当たりの可能性が高い気がします。

Q. 最低の思い出

「あるある」でしたが、出るわ出るわ、もう書き切れませんでした。「産気づいた」以外はどれを読んでもあぁ、あるある、と思ってしまいました。普通でいいから底辺レベルを上げて欲しいですよね・・・。

キャディさん30人に聞いた!どんなお客さんが好き?嫌い?

好き:一緒に楽しくラウンド出来る人、優しくて怒らない人、わがまますぎない人、面白い人、落ち着いている人、ケチじゃない人

嫌い:自分が下手なのにミスしてキャディにクラブを投げたり怒ったりする人、セクハラするひと、うるさく騒ぐ人、指名してるのにゴルフ場で忘れてる人(予約されたキャディは予約がなくなるとその日ラウンド出来なくなる)

日本人ゴルファーはどぉ?:礼儀正しい、優しい、性格悪い人率が低い、チップが少ない、若くて可愛い子が好き、仕事できないキャディに怒る

最後に
私はいつも指名するキャディさんがいるコース以外でプレーをする場合、もうキャディさんに何かを期待することはそもそも諦めている側の人間なので、キャディさんとは「カートを運転してクラブを持ってくる人」、という基本認識をもち、この2点セットを必ず使う様にしています。

S62 GPSナビ:レイアウト、ハザードやグリーンまでの距離、スコア記録、使用クラブ記録、飛距離記録などなど、これ1本でほぼほぼ済んでしまう万能ゴルフアシスタント。

レーザー距離計:GPSナビでは出来ないその日のピンポジを確認用のレーザー式距離計。

このGPSナビでレイアウトやハザード、レイアップの距離を確認。ピンに絡むショットになるとレーザー距離計を使います。これにピンポジシートがあるコースであれば問題ないのですが、ない場合は旗の色でピンの位置を確認しています。もちろん1-2ホールプレーしてキャディさんが優秀であればこれらの使用率は下がっていきますが、それはあくまでラッキー、くらいの気持ちでいた方がキャディさんが原因でのイライラがなくなるので平常心でのプレーが可能です

アプローチはこれとこれとこれを必ず持ってきてね、と言ってもそれすら出来ない場合は流石にイラッとしてしまうのは、まだまだ修行が足りていない証拠です・・・。最近はそれすらも避ける様に、セカンドがグリーンに乗らなかったらその場でアプローチに使うクラブとパターを抜いてそこから歩く様にしています。(もはやセルフプレーですね・・・)

ゴルフ場ももうちょっとキャディトレーニングしっかりやればいいのになぁと日々思うのですが、高級コースでもろくにトレーニングもしない新人をつけたり、とんでもなキャディがいたりと、いまいち「キャディ」という存在を信用しきれません。個人的には早くセルフOKのコースが出てきて欲しいなぁと思っております。

タイのゴルフ場検索&予約、コンペ幹事サポート、練習場、ショートコース、ショップ、レッスンプロ、ゴルフギフト、ゴルフの事ならなんでもお任せGo Golf!

WEBサイトはこちら
LINE友達登録  (毎週ゴルフ情報が届く&素早いレスポンスでスタッフと会話可能)
info@gogolf.co.th